自損事故の記録

自損事故の顛末記です。同じ過ちを繰り返さないために!
…って書くとちょっとカッコいいかもしれない。

事故発生! その時kajaは?

それは、某店舗へ買出しに出かけ、駐車場に停めようとした時のこと。
私の前には1台のVitzが先行しておりました。
駐車場内に進入し、屋内駐車スペースの空き状況を確認すると、ちょうど2台分です。
駐車場内の分岐点を右に進むと双方に、直進すると片方にのみアクセスできます。Vitzが右に向かったので、私は直進することにしました。
直進すると、ちょうど前方の屋外駐車場から出てくる車が。これをやり過ごすため、隅に寄ってしばらく待ちます。
駐車場であれ電車であれ、出る人優先。
容量が決まっているところに頑張って押し込んで来ても、入れる数には限界がありますからね。当然です。
出て行く車が通り過ぎたところで、車庫入れ再開です。

原則として、私は駐車場に停めるときはバックで入れます。
バックが苦手だからと頭から突っ込む人も少なくないようですが、苦手ならばこそ停める時にバックにするべきではないでしょうか。
などという話は置いといて。
要は、この時もバックで停めようとしたんですよ。

ところが、向きを調整して後退…と思った瞬間、Vitzが先に停めてしまいました。
他にも停めるところがあるのに、わざわざ邪魔をするというのはどういう魂胆なんでしょうね。
もう一方の駐車スペースに停めるにはバックで入らないと厳しいんですが、バックが嫌なんでしょうか。
その割には、延々と切り返ししてたような気がするんですが。

かなりムッとしつつも、どうにか抑えます。
「ああ、キミはバックが下手なのね。じゃあボクが代わりにやってあげるよ」と自分を鼓舞した上で、Vitzが入れようとした場所まで延々とバック開始です。
ところが、抑えたつもりが、まだ甘かった。
自分の真後ろにあるコンクリート柱に激突してしまったのです。
衝突じゃなくて激突です。ええ、アクセルの踏みっぷりは我ながら見事でした。

いや、もう、何が何だかわかりませんでしたよ。
左右はきちんと見て、駐車してあるクルマには当たらないと確信してましたから。
ただ、甘かったのは、この駐車場はへんな位置に柱があるんですよね。
それを失念していました。

とりあえずは一旦前に出し、バック再開してVitzの予定位置に入れます。
その位置からS字でバックする形でしたが、一発で入りました。我ながら空しい成果です。(涙)
Vitzの輩は、こちらを意識しながらもシカトを決め込んでいます。(怒)
まあ、どんなに頑張っても、客観的にはこっちが単独で動いて単独で当ててるわけですけど。
人への嫌がらせも立証できれば犯罪になりますが、警察はほとんど取り合ってくれませんし。

とりあえず「大したことは無いといいな」と思いつつ、リアを見てみます。
現実を見て、愕然とします。(瀧涙)
キーでトランクを開けようとしても開きません。
トランクオープナーで開けたら、2度と閉まらなくなりました。(汗)
暫く放心しているうちに、いよいよVitzは逃げてしまいました。(呆)

嘆いていても仕方ありませんので、買い物を切り上げて自宅に戻り、状況を再確認します。
とりあえず直せるところは直してみようと、外せる部品を外してみます。
バンパーは樹脂ですので、裏から押して形状復帰させます。
その状態で取り付け、テールランプも付け直してみると、何となくそれらしい形に見えます。(笑)
でもやはりトランクは閉まりません。当然です。

以下、この時点での被害者(哀)の写真です。


修正済みバンパーを装着。
地金が覗いているあたりに柱の角が当たりました。
ナンバー固定ボルトは車体側に留めますが、無理をしてようやく右側だけ留められます。


ぶつけたあたりのアップです。
左テールランプごと押されていました。最大で8〜10cmくらい凹んでいます。
ランプもボルト留め出来ませんので、長いボルトでとりあえず固定しています。
後で気づいたのですが、ランプにも傷がありました…。


テールランプ取付付近を車体中央から。
フェンダーとの溶接部が剥がれたのでしょうか、防水?の白い接着剤が露出しています。


バンパーを外したところです。露骨に歪んでいます。
右にある銀色の丸い部分が鍵穴ですが、鍵ではトランクが開きませんでした。
また、一度開けたら2度と閉まりませんでした…。


ぶつけた付近のアップです。
右下方はスペアタイヤケースですが、これも凹んでいます。


ぶつけた付近を上から。


下からちょっと見上げるように。
タイヤケースが凹んでいます。スペアタイヤが押されていました。
マフラーの吊りゴムの歪み度合いからすると、やはりフレームも曲がっているのでしょうか。


左右から角度を変えて。


トランクルーム内(スペアタイヤ収納付近)を上から撮影です。手前が後ろ側になります。
見事に凹んでいます。


トランクのふちの部分です。
トランクとバンパーをとりあえず修正すれば、外見だけでも普通?に見えるだろうと思って素人板金と言うのもおこがましいレベル…をしてみたのですが。
見てのとおり、歪んで出っ張ってしまっているため、無理でした。

こんな感じで、大打撃です。
もう、情けないやら腹立つやらで。
この時以降、vitz乗りは敵に決まりました。
逆恨みと言うなかれ。こっちが紳士的に対応しようと頑張ってたのに、向こうは最後までシカトでしたし。

復活計画

壊れたままでも、走行には支障ありません。
ありませんが、トランクは使い物になりません。
何より、この状態では、私の気はいつまで経っても晴れません。

とりあえず、カプチーノ乗りの間で話題になっていたヨコバンさんにメールで問合せしてみました。
上の写真を使って暫定でページを作り、ざっくりと見積りしてもらいます。
結果、およそ30福沢という見積りでした。(瀧汗)

泣き言を言っても始まりませんが、言いたいのは事実。
無い知恵を絞って必死で策を考えてみます。

そう言えば、うちのカプチーノは車両保険に入っているのでした。
でも、現場ではまさかの事態に動転してしまい、警察には届けていません。
とは言え、聞くだけならタダです。とりあえず電話してみると「申請してみなさい」とのお告げが。
申請のための電話を掛けると、どうも通りそうな勢いです。

その週の土曜に、実際にヨコバンさんまで行ってみました。
現物を見た上で見積りして欲しかったのと、期間やら何やらの打合せをしたかったのです。
ところが、行ってみると、既に保険屋から手続きの連絡が行っていたのでした。(汗)
まだ決めてないって言っておいたのに…

現地では社長さん自らがチェックしてくださり、フレームには被害が行ってない、1週間もあれば直るとの頼もしいお言葉を。
保険屋から連絡が行ってますから、「当然置いてくでしょ」的な対応です。
事態の急展開に焦りつつも、代車があるとのことでしたので、その場でお願いすることにしたのでした。

「1週間後に仕上がる」とのことでしたが、翌週の土曜になっても連絡が来ません。
ヨコバンさんは日曜はお休みです。とりあえず電話で尋ねてみました。
すると、ちょうど塗装が乾いたところで、この後に洗車して17時頃には引き渡せるとのこと。
催促してしまったようで申し訳なく思いつつも、喜び勇んで取りに行きました。

余談ですが、代車の業務仕様アルトは、とっても燃費が悪かったです。 横横道路では、燃料計が目に見えて下がっていきます。(汗)
業務仕様の3速ATで高速をぬぬわkm/h巡航してはイケナイということでしょうか。(爆)

いよいよ直ったカプチーノは、今まで以上に美しい仕上がりでした。(笑)
というか、リア回りだけ綺麗になってアンバランス…。
保険も適用される見込みなので、当日の支払いは無し。 来年の保険料が恐怖ですが。
ヨコバンの皆様に礼を言いつつ、工場を後にしたのでした。
後日、保険が無事におりたとの連絡を受け、一安心。

教訓

私が言うのもなんですが、「経験者は語る」ということで。
  1. 油断は禁物。慣れた時が危険な時です。
  2. 腹を立ててはいけません。大海原のように広い心で相手を呑み込んでしまいましょう。
  3. いざという時は先ず警察に連絡。税金を有効活用しましょう。(笑)
  4. 保険の契約内容は頭に叩き込んでおきましょう。
事故を起こさない努力が先ず大事。起こしてしまったら、少しでも穏便に済ませる対応が大事。
基本ですが、なかなか難しいものです。

以前に衝突事故直後の現場に出くわしたことがあるんですが。
軽ワゴンのドライバーが、潰れた車体に足を挟まれて脱出できないところに、もう片方の当事者が「大丈夫ですか、怪我はありませんか」と…。
携帯を持ってましたので、恐らく警察に連絡した際に、オペレーターさんが救急車が必要かを確認する目的で同じコトを尋ねたんだと思いますけど。
そんな時には、先ずは深呼吸。難しいですが、とても大事だと思います。
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